泣くことで鍛えた体幹。次はどうする?頑張れベビー!

前回の投稿では『泣く』事の大切さ、そして周りの方々の理解についてお話しいたしました。

 

これからはドンドンと赤ちゃんの発達について解説していきますね!

 

・発達と学習の違い

運動の発達というのは身体の成長・発達のことを指します。

 

主に0から1歳(ざっくりですが)産まれてから歩くまで

 

のことで、この1年間は1.2ヶ月の前後はあれども

 

基本的に『月齢』と『出来ること』に大差はありません。

 

産まれて半年で歩く子もいないですし

 

1年経って首が座っていない子もいませんよね?

 

これは、遺伝子に産まれてから歩くまでの過程は

 

組み込まれているからだと言われています。

学習とは経験による差が大きく

 

見たり聞いたり感じたり、練習したり

 

何を得たかによって年齢関係なく

 

大きく異なります。

 

2歳前から喋りまくる子もいれば

 

3歳前まで単語や2単語のみの子も

 

いますもんね。

 

運動神経は『学習』の部分に入るため

 

『発達』した身体を土台として

 

獲得していくものです。

 

土台が未発達、未成熟の状態では

 

積み重ねられる『学習』やそれにより得られるものは

 

決して多くありません。

 

巷でも運動神経向上専門トレーニング

 

流行していますがこれは本来『発達』部分から

 

取り組まれるべきであり、『学習』である

 

体操教室とは似て非なる位置づけになります。

(体操教室が悪いという意味では全くありませんので🙇)

・子どもを木に例えたら

めっちゃわかりやすい図を拾ってきました

 

土壌という生活環境が我々大人が提供できるものです。

 

土壌が豊かになると栄養は頑張らなくても吸収できるため

 

力強く根を伸ばす必要がなくなります。

 

根が弱い木は決して大きく太くは育ちません。

 

枝葉も実も立派にはなりません。

 

大人が本当にやらなければいけないことは

 

土壌改良と共に、適度なストレスを与え

 

それに抵抗して強く根を張らせることではないでしょうか?

 

ひげ根のような細い根の子どもに

 

トレーニングや技術をたくさん求めても

 

いずれ限界に達するでしょう。

・話を戻して・・・。

泣くことは赤ちゃんにとって

 

トレーニングの意味合いがあることは

 

お伝えしました。

 

しっかり大きな声で泣けるほど横隔膜を含む

 

インナーユニットが鍛えられたら

 

次にすることは『仰向けでの動き』です。

 

仰向けで手を伸ばしたり脚を縮めたりすることで

 

体幹を支点にして手足、強いては股関節や肩甲骨を

 

床から浮かす動きが入ってきます。

 

試しに仰向けで赤ちゃんのように

 

手足を動かしてみて下さい。

 

お腹に力がいりますし腰痛持ちの方なら

 

この動きすら痛みが出るかもしれません。

 

それぐらい赤ちゃんはトレーニングしているんです。

 

次の動きの獲得に向けて!!

 

大人はその動きをさらに引き出すために

 

興味のある音やもので気を引いたりしてあげましょう!

 

手を握って、脚を握って感覚受容器を刺激してあげるのも良いでしょう。

 

赤ちゃんが何をしようとしているかを理解するだけで

 

サポートの可能性は無限に広がっていきますね★

 

・まとめ

今回の投稿では

 

そもそも発達とはなんぞや?一般的な定義について

 

発達と学習の区別と発達の大切さ

 

発達することのサポート

 

仰向け状態にもこんな意味が

 

といった感じでお話ししました。仰向けが完成すると次は・・・?

 

『寝返り』ですね。

 

また次回の投稿でお話しさせていただきます!

 

最後まで呼んでいただきありがとうございました★