一気に蒸し暑くなりましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか?
食欲落ちていませんか??
食べ物を消化・吸収することは、腸の代表的な機能のひとつです。
前回の投稿では腸ってすげーだろ!みたいなのを書きました!
今回は口から入れた食べ物がどのような流れを経て
便として排泄されるのか書いていきます☆
口で咀嚼(噛み噛みして唾液と混ざること)された物が
食道に通って胃に運ばれ、強い酸性の胃液によって
ドロドロに溶かされているんです。
この時、胃と小腸をつなぐ十二指腸(厳密には小腸に分類されますが)にある
「十二指腸乳頭」という穴がパカーン!と開き
胆汁(胆のうから)とすい液(すい臓から)が流れ込みます。
ちょっとお下品だけどお尻の穴みたいな感じ(>_<)
胆汁はアルカリ性なので胃酸を中和することができ
脂肪の分解を助けてくれます。
腸の潤滑由的な役割を果たしてくれる為
『天然の便秘薬』とも言われています!(これは嬉しい( *´艸`))
すい液には消化酵素が含まれており
糖質をブドウ糖、タンパク質をアミノ酸といった
栄養素に分解されます。
食べた物を溶かし、消化液と交ざったものは
1日約9リットルほどになり
小腸では約7リットルほど吸収され
残りの2リットルは大腸で処理され
腸内細菌が食物繊維などを発酵させながら
水分を吸収した便を体外に排出します。
こんなに働いているのに
私たちが暴食をすると腸はサービス残業になります(。・_・)
便を体外に排出していく際に
大腸が疲れ果てていて大腸での滞在時間が長くなると
水分の吸収が進んで便が硬くなったり
逆に短いと水分量が多くなって軟便になります
皆さんはどうですか?
これから暑くなる季節になり、体温を下げるために冷たい物を多く摂りたくなります!
キンキンに冷えたビール( ^_^)/□☆□\(^_^ )
最高ですよね(*^O^*)ですが・・・!
摂りすぎは腸のために気をつけていきましょう(^^)
実は腸は消化吸収だけじゃないらしい。と言うのが
最新の研究ではわかってきて注目を集めているのが「腸管神経」なんです!
腸には約1億個の神経細胞が存在しており
これは脳に次ぐ多さとなります←スゴ!!Σ(・□・;)
しかも腸のコントロールはすべて脳が支配しているのではなく
腸が自ら判断をする機能を持つことから
『第二の脳』と呼ばれるようになりました。←めちゃスゴ!!Σ(・□・;)
腸管の組織は三重構造になっていて
腸壁の粘膜下に「粘膜下(マイスナー)神経叢」があり
ここは主にホルモン分泌などを支配しています。
腸が全身をコントロールするホルモンを出しているって
とんでもないことですよね(;゚ロ゚)
さらにその外側の層には「筋層間(アウエルバッハ)神経叢」があり
腸のぜん動運動のコントロールをしています。
これらの腸管の神経は、迷走神経と言う神経で脳と繋がっています!
迷走神経は主に腸の動きを活発にする副交感神経の機能を持っており、
逆に腸の動きを抑え交感神経は、
脊髄の中枢神経と繋がっています。ムズカシイ(。・ω・。)
ようするに、腸は脳からの命令を受けなくても
消化管を動かすことが出来て、消化・吸収・排泄に関わる他の臓器にも
直接指令を出すことができるよって事ですね←スゴスギル!!Σ(・□・;)
ちなみに特に注目されているのは、『脳腸相関』という双方向のネットワークです!
脳と腸の情報交換は脳からの一方通行ではなく
腸からも脳にメッセージを発信することです。
つ・ま・り脳と腸が密接に影響を及ぼし合うことになるんです!!
いやー!やっぱり腸は凄いですね(>_<)
是非一緒に腸活しましょう!!
最後まで読んでいただきありがとうございました(≧▽≦)