腸は外敵と戦う最前線地帯(*^-^*)

今は少し落ち着いてきていますが、コロナウイルスとの戦いが続く毎日

 

そして3年前よりも免疫力を高める意識が高くなっている方も多くなりました

 

実は腸内に入ってくるものは、食べ物だけではありません(;゚ロ゚)

 

外界には、目に見えない細菌やウイルスが多数存在

 

食事や接触などによってカラダのなかに侵入してきます

 

この外敵に対し、全身への侵入や増殖を防ぐために

 

体内で闘ってくれているのが『免疫細胞』です

●免疫細胞とは

 

実は、全身の免疫細胞のうち

 

約6割が腸に集まっています。

 

そもそも食物というのは外から入ってくるもの

 

それを消化吸収している腸は、外から入ってくるものの入り口

 

すなわち私たちの体の「玄関口」です

 

外敵を玄関でせき止めるため

 

私たちの免疫細胞は腸に集まっており最大のミッションをこなしているのです(o゚▽゚)o

 

ということは…免疫細胞たちがしっかり仕事ができるようにするためにも

 

腸内環境を整えることはとても重要なのです!!

 

また腸内に病原菌などが侵入すると

 

腸壁の内部にいる免疫細胞が危険を察知し

 

体内へメッセージ物質を放出します

 

そのメッセージ物質を受け取った腸壁の細胞が

 

さらに抗菌作用のある物質を分泌し、病原菌を撃退します!

●免疫兵隊訓練機関【パイエル板】

 

また腸壁には「パイエル板」という器官があります。

 

そこでは新人の免疫細胞に外敵について覚えさせるという

 

新兵訓練所のような機能も備わっています( ´艸`)

 

鍛えられた免疫システムは

 

かなりの高機能を駆使してカラダを外敵から守っているのです!

 

ありがたいですね(≧▽≦)

 

●まだまだあるよ!腸の機能その2 セロトニンの生成

 

腸の調子が悪くて悩んでいる人のほとんどは

 

表情が暗かったり、元気があまりなかったり

 

実際にうつ病の患者さんには便秘や下痢が多いというデータもあり

 

心の健康と腸内環境は密接につながっていると考えられています

 

前回の投稿にも書いてある脳と腸が双方でやりとりをする「脳腸相関」

 

心とカラダを健全な状態に保つには

 

腸の健康を維持することが欠かせません!

 

人間の情緒に影響するホルモンで、『セロトニン』という物質があります。

目覚めをよくしたり、やる気を起こさせたり

 

前向きな幸福感に影響を与えることから「幸せホルモン」とも呼ばれています♪

 

また興奮物質であるアドレナリンやドーパミンの暴走を抑えて

 

イライラを起こしにくくしてくれる作用もあります

 

実はこの「幸せホルモン」

 

なんと腸管で約90%つくられています!

 

残りの10%のうち8%が血液中の血小板

 

残り2%が脳内の神経にあります

 

心の平穏にはこれらのホルモン分泌がカギとなり

 

それに影響するのが腸内バランス

 

つまり、腸は幸福で安定した精神状態にも大きく影響しているのです

 

ここまでは腸のしくみについて簡単に書いていきました(*’▽’)

 

次回からはカラダの不調と腸の影響について書いていこうと思っています

 

楽しみに待っていただけると嬉しいですσ(^◇^;)

 

ではまたね~(@^^)/~~~