ひざの痛みを感じた段階ではもう初期ではない!

変形性ひざ関節症は、ひざに痛みが生じたり、水がたまったりする疾患です。

 

ひざの関節には軟骨があり、クッションの役割をしています。

 

この軟骨がすり減っていくことが変形性ひざ関節症の始まりです。

 

初期ではひざの違和感程度で変形や痛みは見られません。

 

その結果見過ごされ悪化してしまう方が多いのが特徴です。

 

やがて痛みや腫れ、動かしにくさは強くなり、
末期になると関節自体が完全に変形、歩きにくい、曲げ伸ばしの強い痛みなどが現れ、日常生活動作も困難になります。

 

 

 

様々な原因が絡み合う=治療も多岐にわたる

 

加齢や性別(女性に多い)ももちろん関係しますが正直これはどうにも出来ません。

 

一番はミクリッツ線という脚の荷重線がひざの真ん中からずれることが原因です。

 

O脚と変形性ひざ関節症は互いに深く関係していて、治療(悪化を止める)にはO脚の改善が
大変重要になってきます。

 

 

 

 

O脚をもたらす原因もまた様々ですが大きく分けて

 

① 股関節が捻れる ② 太ももの骨が外に開く
③ ひざから下が内に倒れる ④ 足首が捻れる

 

の4つと言われています。

 

つまり、この4つの治療がO脚の治療となり、そのまま変形性関節症の治療に繋がります。

 

 

病院では一体何をするの?

まず問診や触診を行った上で、関節のすき間や変形などの状態を調べるレントゲン(X線)検査が行われます。

 

このとき診断によく使われるのが、変形性ひざ関節症の重症度を示すグレードという指標。

 

 

グレードは1から4に分けられており、2以降が変形性ひざ関節症と診断される基準です。

 

グレード2が初期、3が進行期、4が末期と対応しており、進行に伴って関節の隙間が狭くなったり、骨が大きくとがる骨棘(こつきょく)ができたりします。

 

その後、必要に応じてMRIを用いることで、軟骨や半月板、骨内の状態まで確認します。

 

また、関節液や血液の検査を行うこともあります。

 

ひざ関節内に強い炎症が起きていたり腫れている場合、この関節液を注射器で採取し、検査します。

 

変形性ひざ関節症であれば、黄色がかった透明色の関節液が見られます。

 

血液検査は、ひざの痛みが関節リウマチによるものと考えられる場合に行われるものです。

 

 

変形性関節症と診断された後は・・・

治療法は、保存療法と手術療法に大別され、病状や生活スタイルなどを勘案して決定されます。


保存療法の場合、注射・運動療法(ストレッチ含む)・サポーターや足底板などの装具療法・
電気や超音波などの物理療法の4つから治療を行います。

 

 

桜川整骨院の変形性ひざ関節症治療とは

・グアシャ

筋肉を包む筋膜に過剰にへばりついた異質なコラーゲン(クロスリンク)を剥がし取る施術です。

慢性痛ではほとんどの場合筋肉の癒着や脂肪体、関節包の癒着が見られます。

痛みよりも可動域の改善をメインで行い、同じ所に集中してかかる負荷を分散させます。

毛細血管を新生させることで改善した可動域を維持し、痛みも軽減させます。

 

・アキュートストレッチ

acute(=鋭い)と言う名の通り、原因に鋭くアプローチするストレッチ法です。

筋肉を一つずつ的確に狙ってストレッチを行い劇的に症状を改善します。

薄筋や梨状筋、大腿筋膜脹筋など、変形性ひざ関節症の原因筋を伸ばすことで、気持ちいいだけのマッサージとは全く違う効果を引き出します。

 

 

・超音波治療器

1秒間に100万回(1MHz)/300万回(3MHz)の振動を与え、手技によるマッサージの数倍の圧力を、深部に直接与えることが出来ます。

筋肉だけでなく関節包、腱、靭帯まで浸透し、痛みで緊張・短縮した組織を柔らかく伸ばす作用があります。

振動の作用で神経伝達に変化を起こして痛みを感じにくくする効果があり、炎症の改善作用も期待できます。

 

慢性痛の場合、日常の悪いクセや負担が長期間蓄積して起こります。

 

つまり、原因は根深く、また、ご自身の中にも存在する場合が多いです。

 

 

桜川整骨院では以下の方は治療をお断りする場合があります。

 

・1回で治して欲しい、通うのはイヤ
・自己流のケアや友達の話、インターネットの情報しか信じない
・自分では何もしたくない、治療計画は守らない

 

施術計画を守り、本当に真剣に治したい方をお一人でも多く救いたい!と
一生懸命施術させて頂いております。

 

ただ、当院では今では多くの変形性ひざ関節症治療のお客様に来院いただいており
特殊な技術を要しますので、1ヶ月で10人しか新規をお受けできません。

 

もしあなたがひざの痛みから解放されたいとお思いでしたら早めにご来院下さい!

 

治療を先延ばしにして良い事なんてひとつもありません!

 

『まだいける!』は『もうあかん。』です。